tag:blogger.com,1999:blog-2084733421839401732024-03-13T13:36:26.187+09:00アルコール症の症状と対策アルコールを飲まずにはいられなくなり、飲んだときに問題行動をおこしたりします。<br>
どんな症状で、どのような対応をとるべきでしょうか。bkthttp://www.blogger.com/profile/06326209747135694024noreply@blogger.comBlogger4125tag:blogger.com,1999:blog-208473342183940173.post-19302041775228213022008-06-30T11:00:00.001+09:002008-12-10T02:49:22.267+09:00アルコール症とはどんな病気?<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhomVy_1x60uYtX-Uaz3bUGwZOU_eFq7N5szOd4IFbtApQzJrniJRQr13S_nvI-mRsORudvSx4VQrvRkO3pvl0I5xmeyabKje11IyrvCn0gXrYycR4BxphlJ5nPUROrnAKGWJHRRde2mAQ/s1600-h/kutu.jpg"><img style="margin: 0pt 0pt 10px 10px; float: right; cursor: pointer;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhomVy_1x60uYtX-Uaz3bUGwZOU_eFq7N5szOd4IFbtApQzJrniJRQr13S_nvI-mRsORudvSx4VQrvRkO3pvl0I5xmeyabKje11IyrvCn0gXrYycR4BxphlJ5nPUROrnAKGWJHRRde2mAQ/s400/kutu.jpg" alt="" id="BLOGGER_PHOTO_ID_5217493372681336530" border="0" /></a><br />かつては絶えず酒を飲み、種々の問題行動を起こす人を「アルコール中毒」と呼んでいました。<br />しかし現在では、一気飲みなどで急激な中毒症状が現れる「急性アルコール中毒」の場合のみ、この言葉を使います。<br /><br />アルコールは、繰り返し摂取していると、それなしではいられないという欲求を生み、つねにアルコールのことばかり考え、追い求めるようになります。<br /><br />これが「アルコール症」です。<br /><br />アルコール症のタイプにもいろいろあるので次に紹介します。bkthttp://www.blogger.com/profile/06326209747135694024noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-208473342183940173.post-84484945549050357232008-06-30T10:50:00.000+09:002008-06-30T11:01:45.546+09:00アルコール症のタイプ■単純酪酊タイプ<br />気分が高揚し、よくしゃべる、気が大きくなる、そのうちにろれつが回らない、ふらつく、急に泣いたり、大笑いするといった、いわゆる酔っ払いの症状です。<br />これがエスカレートすると、次の問題行動タイプに移行することがあります。<br /><br />■問題行動タイプ<br />いわゆる酒乱タイプ。<br />飲むと暴れたり、因縁をつける、からむなど、異常な行動をとります。<br />本人は部分的に、あるいはまったく覚えていません。<br />覚めた後で周囲の人に酒の席での行動や言動を教えられて、初めて自分の醜態を知ります。<br /><br />■怠業タイプ<br />飲酒時には大した問題行動はしませんが、二日酔いのため翌日の約束をキャンセルする、仕事に遅刻するなどを繰り返すタイプです。<br />主婦のアルコール症を「キッチンドリンカー」と呼びますが、これは飲酒のために家事や仕事が出来なくなるタイプです。<br /><br /><br />アルコール症では、日常生活、社会生活、身体面の障害など、アルコールがもととなった障害が現れます。この病気は、単純に「飲みたい」という欲求だけではなく、アルコールを飲まなくなると手の震え、せん妄、けいれんなどの身体的な症状(離脱症状)が現れ、精神、身体面の両方で、アルコールとの依存関係が形成されていきます。<br /><br />しかし、すでにアルコール症に陥ったあとでも、習慣的な飲酒から依存症になった節目がわからないため、アルコール依存という認識がないまま、アルコール摂取を続けます。<br /><br />特殊なタイプとしては、ある一定期間、発作的に大量飲酒を続け、こうした飲酒発作を繰り返すものもあります(渇酒症)。<br /><br />治療をしないままアルコール摂取を続けると、肝機能障害などの内臓疾患やアルコール性嫉妬妄想、アルコール性痴呆、コルサコフ症候群、ウェルニッケ脳症などのアルコール性精神病へと進行します。bkthttp://www.blogger.com/profile/06326209747135694024noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-208473342183940173.post-57853730900251422772008-06-30T10:40:00.002+09:002008-06-30T10:55:24.201+09:00症状についてアルコール症は習慣的な飲酒と依存症との節目がわかりにくい病気です。<br />ここでは、飲酒パターンの例から思い当たる症状を見てみましょう。<br /><br />■週に一度は休肝日(酒を飲まない日)をもうけていたのに、ストレスがたまったり、気分がムシャクシャしたことをきっかけに、毎日飲むようになった。<br /><br />■以前は、日本酒2合、ウイスキー水割り3杯程度で酔っていたのに、今はそれでは酔わない(耐性)。<br /><br />■夕方になると、酒が飲みたくなりソワソワしてしまう。<br />休日は朝から飲んでいる。<br /><br />■飲んだときの記憶が途切れるほど深酒することがあり、そのために朝起きられず、約束をキャンセルする、会社を休むこともある。<br /><br />■酒がないと不安になり、イライラしたりするため、深夜でも酒を買いに出かける。<br /><br /><br />以上のような症状がある場合は、アルコールに対して精神依存が形成されているといえます。<br /><br />また、続けてアルコールを摂った後に中断すると、手が震える、眠れない、発汗、動悸、不整脈、イライラ感、不安感、落ち着かない、強迫的な飲酒への渇望といった情緒障害などが現れるほか、けいれん発作にいたることもあります。こうした不快な症状は、再びアルコールを飲むことで軽くなるため、飲酒を繰り返します。<br /><br />さらに進行すると、せん妄状態に入り、壁や床に虫や動物が這ってるように見えたり(幻覚)、虫が体を這うような感覚(幻触)などの幻覚症状が現れます。<br /><br />また、アルコール症では、肝機能障害などの内臓疾患を伴うことが多いのですが、医師から禁酒を指示されているのに隠れて飲むケースも少なくありません。bkthttp://www.blogger.com/profile/06326209747135694024noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-208473342183940173.post-10212728967099894762008-06-30T10:10:00.000+09:002008-06-30T11:01:26.259+09:00周囲の人の対応アルコール症により、身体的に障害が現れる、経済的に貧困になったことなどを機に、そこから立ち直る人も多いものですが、できれば、慢性的な二日酔い、飲酒時の問題行動など、家族がきづいた時点で本人とよく相談し、専門家による酒害教育を受けることが早期回復への近道です。<br /><br />二日酔いで約束をキャンセルする、会社を休む、というときに、家族が代わりに、会社や約束の相手に嘘の理由を伝える、というようなかばう行為も、本人のためにはなりません。<br /><br />家族は毅然とした態度で接するようにしましょう。bkthttp://www.blogger.com/profile/06326209747135694024noreply@blogger.com